そんなわけで、こんにちわ♪
久々に登場、スギヲです
よろしくお願いします…
さて
寄り道をしましたが 「回復期病棟」なるもの わたしのルーツ 医療の世界に入って 理学療法士としてデビューした NTT東日本伊豆病院(以下、NTT)について触れておかないと 話が全く分からなくなりそうなので 少々寄り道させていただきました…
そのNTTの回復期病棟ですが… 当時は3A病棟50床、3B病棟50床 合計100床でした 「でした」というのも わたしが東京の五反田にある「NTT東日本関東病院」に異動後 新しく建て替えをしたので 今はもう「3A・B病棟」は存在しないんですね… ちょっと寂しい…
この病棟何がすごいかって 古いのが玉の傷ですが… まず広い! 敷地1周、約1キロ 患者さんたちは元気になると ここをガンガン歩くわけですよ 当時は桜もたくさん植えてあって春は最高です♪ 途中、大きな富士山を見られるスポットもあるので 患者さんによってはそこで手を合わせる方もいましたね… あれは欅だったのかな? 夏になると大量のセミ!!が木を登って大人になっていくんですよ… セミが木を登っている様子を生で初めて見てちょっと感激しましたね! 病棟は1階建ての平屋 食堂から庭に出て例の1キロの外周に出ることが出来るんです
そして 途中にリハビリ室があるのでリハビリの一環として使うこともあれば 患者さんの気分転換でわざと外周から車いすでリハビリ室に向かったり… 外周の道に出るまで不整地や芝生もあって そこでも歩行練習からちょっとしたゴルフコースを作ってリハビリに取り入れている OTもいましたね(あ、谷川さんもやってた!)
それと NTTのリハビリ室はとにかく広かった! 15M程度のプールもあったし 体育館もありました リハビリを行うには持って来いの場所でしたね…
当時 わたしは3A病棟の一員でした… 廊下を挟んで3B病棟があったのですが あちらでは何をしているかは全く分からないわけです だから 同期や先輩PTからの情報のみ…
3Bの看護師は怖いよ!? バックに「ボス」がいるからね… 何かあるとすぐ「ボス」に呼び出されるからね…
「ボス」??
そう「ボス」の正体は 一宮さん… 私が言うのもなんですけど 実はこれまたすごい人なんですよ! たぶん一宮さんを超える看護師は見たことないですね… THE 回復期ナースです!!
一宮さん 何がすごいかって ズバリ「気配り」でしょうか… はっきり言って天才です!!
伝えたいことは山ほどあるのですが こんなエピソード…
数年、NTTで働いていれば 「ボス」との関わりは避けられないわけで わたしも例外なく一緒に仕事させていただきました…
クモ膜下出血により左片麻痺を呈したわたしの患者さん… 基本、介助をしなければ生活できない状態 介助も起きるところから車いすに移って良い姿勢を作るまでほぼ全介助 運動性構音障害(話すために必要な筋肉や神経の麻痺、筋力低下によって「呂律が回 らない」「発音がはっきりしなくなる」状態)があり、コミュニケーションが困難 しかも、ぼんやり感が強くて話はちょこっとぼそぼそと… そして、こちらが話していることを理解するのも苦手な様子 また、嚥下障害もあるようで口から食べるか、胃ろうを造るかの瀬戸際状態… ん~困った… 結論としては家族が自宅で介護することは困難となり施設での生活が決まっていた…
とはいえ 経口摂取か胃ろうかの瀬戸際で 本人は答えられませんでしたが、家族は当然食べられるなら口からとの意向があり チームとしてはその道を探るわけです… PT・OTは日中起きていられるような体力作りから車いす選定・セッティング・食事 環境の整備、食事介助などを行い、STは嚥下機能の評価から治療(食形態から食べ ている時の状況確認・食事介助など)、看護師はそれを受け3食の食事介助を行い、 とにかく肺炎を起こさず口からの食事が行えるような支援をするわけです
結局 もし、経口摂取が無理な場合は、胃ろうで栄養を摂ることになり、胃ろう増設… ただ、適切な介助が行え、肺炎症状がなければ口からの食事は継続になり施設入所を 待つことに…
でね ここの家族が「トンチ」?きいた家族で 「うちの母ちゃん、夕方5時になると同時にスーパードライの缶開ける人だったん で…」と言って月に数回来られるお見舞い時には必ずスーパードライ6缶持ってくる んです… 病院に… 当然持って帰らされるんですが、ある時「ボス」が言ったんです… 「飲ませてあげようよ!!」 え!? みんなびっくり!! 一宮さん スーパードライを家族からお預かりしちゃったんです♪
次の日の昼食… 「これ冷やしておいたから…」とスーパードライ🍺
NTTの回復期病棟では昼食時が一番賑やか… 昼食時に看護師がいて様子を見ているのは想像つきますよね STもいて食事の様子を見たり、介助したりしていそうですよね NTTではPT・OTも必ず1名ずつ食堂にて様子を見ているだけではなく、時には食事 介助から食堂への行き来の介助・見守り、歯磨き(口腔ケア)の介助・見守りなどま で行っているんです。回復期PT・OTの基本と思ってますが… でも これってわたしが経験したNTT以外の施設で行っているところなかったんです! 今はどうか分かりませんが… これもNTTクォリティ…
そんなわけで 一宮さんが わたしを含めたチームメンバー(PT・OT・ST)持ってきたわけです スーパードライ🍺
いいの?病院で… まあいいじゃないですか 当然、一宮さんは医師に許可を取っているわけです お酒が良いか悪いかもですが、嚥下障害のある方ですからね… この方、軽くとろみをつけていたと記憶してます…
ここまでは何かどっかでありそうじゃないですか… 一宮さんは違いますよ!! 冷えたスーパードライ🍺だけじゃないんです… 居酒屋で良く見る「アサヒ」って印字されたコップを キンキンに冷やして 「はいどうぞ!」って渡すんです… 多分、一宮さん自宅から持ってきたんでしょう… このために しかも「キンキン」に冷えて汗かいてるんですよ コップが🍺 この時の患者さんはいい顔してましたよ! コミュニケーション困難、理解力も低下している患者さんですよ 分かるんですね この状況… ゴクゴクとは当然飲ませませんが、ひとくちひとくち飲むんですよ! コップ半分でもう真っ赤でも満足そう♪
分かります? この「センス」!!
「ボス」と呼ばれ 部下の看護師たちから慕われ、まとめ上げているのは こんな「気配り」ができるからじゃないですか?
そんな一宮さん 今じゃNTTの看護部長ですよ! 当たり前です!
まだありますよ… 「チームにまつわるえとせとら」…



コメント♪
家族も看護師もぶっ飛んでますね♪
面白い話です。
そう。
一宮さんは天才ですよ!!
まぁ病棟もファンキーでしたけど♪