そんなわけで、おはようございます♪
お・も・て・な・し…大好き!泉山・クリステルです
よろしくお願いします…
9月は何日晴れたんですかね… こう雨が続くと☂ 体調だけでなく 精神的にもパッとしないですね…
さて
施設の話で内容が やや脱線…
整理すると…
体調不良による入院で 高齢の利用者さんが 「がん」の診断を受けた…
ただ「初期のがん」で 年齢を考慮すると ご本人・家族の意向としては 治療の希望なし…
そこで診断名を変更して 自分の施設に誘導しようとする「医者」がいた… でした
この施設… 「住宅型有料老人ホーム」というタイプの施設 昨日の報道の記事によると… 「ホスピス型」のようです
「ホスピス」って…
「ホスピス」とは、末期患者と家族に対し、医学的管理や看護を主体とした継続的プログラムを提供し、専門職チームによって肉体的・精神的・社会的・経済的苦痛を軽減し支えるもの(コーヘン著『ホスピス』より)
日本では「ホスピスケアの理念のもとに、実務として提供されるのが緩和ケア」とされ、日本ホスピス緩和ケア協会は、「ホスピスケアをその人がその人らしい生をまっとうすることができるように援助すること」と定義しているようです
それを受け、世界保健機関(WHO)の緩和ケアの定訳では「生命を脅かす病に直面する患者と家族のQOL(生活の質)を苦痛の予防と緩和を通じて向上させるアプローチ」とのこと…
つまり 「ホスピスケア→緩和ケア」 ということのようです…
ご家族、親族、友人の方でお病気を持ち なおかつ、上記で挙げたような状態の方と関わったことがある方なら 「ホスピス」「緩和」等の言葉を聞いたことがあるかもしれません… 上記のような意味があるんですね…
つまり 非常にデリケートで 重要なことです…
言うまでもありませんが… もし自分が このような状況だったとしたら…
経験があり 適切な助言・提案をしてくれる方に対応してもらいたい… と思うのが普通ですよね
では 今回の「医者」の言葉は 適切な助言・提案… だったでしょうか…
そう この「医者」の頭の中でしたね… ようやく戻ってきた…
昨日の記事は分かりましたか? もう少し分かりやすく かつ、情報を追加しながら説明してみます…
まず 2つの保険制度を簡単に理解しておくことが重要です!
「介護保険制度」 「医療保険制度」
分かりやすさを優先するので 誤解を恐れず 超シンプルにいきます…
2つの制度の「共通点」は… 患者・利用者さんは1割~3割の負担
2つの制度の「違い」は… 患者・利用者さんの「負担限度額」の考え方が違います
今回はここをついたスキームなわけです…
「介護保険」 1割程度の負担で利用出来るメリットがある反面 介護度に応じて限度額が決められているのは 以前「医療と介護の連携って(1)」 でお話ししました…
「医療保険」 同様に1割~3割で医療サービスを利用出来ます そして もし手術・入院などで出費が大きくなると大変! ってわけで「高額医療制度」があるんですね!! つまり 所得に応じて、あなたはこの額以上になったら医療費の負担はいいですよ… そう、高額になったら青天井なんですよ!
分かります?
もう少し説明しますね…
「保険制度」では 病気により「介護保険」ではなく「医療保険」で対応しなさい というルールがあります…
厚生労働省が定める 「厚生労働大臣が定める疾病等」(別表第7) に該当する20の疾病です…
この中に… 「末期の悪性腫瘍」=ガン末期 が入っているんです
つまり 「ガン末期」の診断が出れば… 「介護保険」ではなく 「医療保険」で対応しなければならなくなるサービスが 出てくるってことになります…
具体的には… 訪問看護・リハビリ等の「医療系のサービス」が該当します
どういうことかと言うと… 「ガン」の患者・利用者さんが もし訪問看護等の「医療系のサービス」を利用していたならば 「介護保険」にてサービスを利用します…
しかし 「ガン末期」の診断が出たとたん 「医療系サービス」は「介護保険」ではなく「医療保険」での対応になるんです!
そうなると… 「介護保険」では 介護度に応じた限度額で利用量が縛られていましたが 「医療保険」に切り替わることにより 限度額の縛りがなくなるわけです!
これって実は… 患者・利用者さん・家族、ケアマネージャーにとって 非常にありがたいんですよ!!
たしかに お金はかかるけど 「介護保険」で他のサービスも利用したいけど 限度があるので利用出来ないことがあるかもしれません…
しかし 「医療保険」に切り替われば 介護保険で利用していた「医療系サービス」の分が浮くわけですから 他のサービスを追加することができるわけです!
しかも… コストに関しても… 「医療保険」に切り替われば 「高額医療制度」があるため もし自分の限度額を超えて医療サービスを受けたならば 利用料は返納されるのでコストに関してもお得になるかもしれません…
おいおい いいことづくめじゃないか!!
そうなんですけど… そうなんですけどね…
※余計なことかもしれませんが…
ホスピス(Hospice)の語源は古代ラテン語の「hospes(ホスペス)」と言われています。この言葉は1つの単語でありながら次の2つの意味を同時に持っていると言われています。「主人(もてなす側)」と「客人(もてなされる側)」。つまり、言葉のルーツ自体が「温かく迎え入れ、互いを大切にする対等な関係」を表していると言われ、中世ヨーロッパでは長い旅をする巡礼者や旅の途中で病気に倒れて身寄りのない人々を無償で受け入れ、食事や看護を提供した「旅人のための休息所・宿泊施設(hospitium)」がホスピスの直接の始まりと言われています。そして、これが現代のホスピスケア「末期患者の終末期ケアを行う施設やプログラム」へ受け継がれているわけです。治らない病気に直面し、人生という長い旅の終盤にいる患者様を「大切な客人(ゲスト)」として迎え、肉体的・精神的な苦痛を取り除いて温かくもてなす(ホスピタリティを実践する)という、語源本来の思想に基づいています。ここから転じて…ホスピタル(Hospital:病院)、ホテル(Hotel:宿泊施設)、ホスピタリティ(Hospitality:おもてなし)という現代語に派生しているわけですね…。
さて… その精神は「現代の医療」に受け継がれているのか…


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